家庭菜園で、パセリをコンパニオンプランツに使うと、害虫が寄り付かなくなり 生育が促進する野菜をご紹介いたします。
この栽培は、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている方法で、おなじ畝やプランターの空間を有効に利用できるメリットもありますので、参考になさってください。
パセリのコンパニオンツ栽培|パセリ効果で害虫忌避・生育促進する野菜
ナス・ピーマンなど
ナス
ピーマン
ナスやピーマンなどの「ナス科の作物」の株間にパセリを混植しますと、双方の生育が促進すると言われています。
農学博士の木嶋利男先生によりますと、パセリも ナス・ピーマンも深い根を張りますが、不思議と競合せず、どちらもよく育つのだそうです。
パセリがマルチになる効果
パセリは夏の強い日差しが苦手ですが、ナスやピーマンの葉に隠れるとよく育ちます。
また、パセリの草丈は低く、葉が放射状に広がり ウネの上をおおいますので、マルチの代わりになってナスやピーマンの根を保湿します。
パセリの香りで害虫忌避の効果
パセリはセリ科の野菜で、その独特な香りを苦手とする方もいらっしゃいますが、この香りは、ナスやピーマンに付く害虫も嫌いますので、寄り付かなくなる効果があります。
なお、パセリ(セリ科)と、ナス・ピーマン(ナス科)に付く害虫は異なります。
別種の害虫は 互いを避け合う性質がありますので、パセリに付きやすいキアゲハやアブラムシの飛来が少なくなり、ナス・ピーマンに付きやすいアブラムシやハダニも近寄らなくなりますので、野菜全体の害虫被害が少なくなります。
ナスとパセリのコンパニオンプランツ栽培のポイント
今回は、ナスを例に挙げて ご紹介いたします。
品種選び
パセリ
パセリの品種はなんでも構いません。
イタリアンパセリでも同じ効果があります。
種まきする場合は、3月中旬からまいて苗を準備しましょう。
ナス
ナスの品種も選びません。接ぎ木苗が強く育ちますのでおすすめです。
土づくり
植え付けの3週間前に、完熟たい肥とぼかし肥などを施して耕し、ウネを立てます。
植え付け
地域によって前後しますが、4月下旬~5月下旬に、パセリとナスを同時に植え付けします。
パセリは浅めに植えると腐りにくくなります。
[植付例]
・ウネの幅 40~50cm
・ウネの高さ 20cm
・ナスとナスの間隔 60cm
・パセリ ナスの株間に植え付けます。
追肥
ナスの生育のために、半月に1度程度、ウネの表面にぼかし肥を1握り施します。
もしくは、鶏ふんをナスの株元に施し、追肥するごとに株元から離して追肥してゆきます。
ナスは敷きわらがおすすめ
パセリが繁茂して地表を覆うようになりますと、マルチの代わりになりますが、必要であれば、ウネの他の場所に敷きわらで覆います。
収穫
パセリ
大きく伸びてきましたら外葉からかき取り、順次摘み取ります。
葉を常に10枚以上残しておきますと、ナスの害虫を寄せ付けない効果が高まります。
ナス
実った果実を順次収穫します。
収穫が終わりましたら株元をスコップで切ります。
晩秋以降パセリに日光をよく当てますと、トウが立ってくる春まで栽培することが出来ます。
パセリとトマトの混植はNGです
木嶋先生によりますと、同じナス科でも トマトとの混植は パセリが溶けるように枯れてしまうそうですので、一緒に育てるのは避けましょう。
まとめ
パセリのコンパニオンツ栽培|パセリ効果で害虫忌避・生育促進する野菜
パセリをコンパニオンツにするとメリットがある野菜、「ナス・ピーマン」をご紹介いたしました。
この栽培は農学博士の木嶋利男先生が紹介されている方法で、パセリがナスやピーマンに付く害虫を寄せ付けなくする効果と、マルチの役目を果たしてくれます。
限られた空間を有効活用できるコンパニオンプランツ栽培は、家庭菜園やガーデニングがより楽しくなると思いますので、参考になさってください。
[参考文献]
[関連サイト]
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