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トマトの葉と茎で害虫被害を抑える方法|煮出したエキスでアブラムシ・ガの幼虫対策!

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トマトの葉を煮出したエキスでアブラムシや蛾の幼虫などの被害を抑える方法をご紹介いたします。

この防虫対策は、昔から農家さんがなさってきた方法で 農学博士の木嶋利男先生の著書にて紹介されています。

芽かきしたトマトの葉っぱや取り除いた茎を煮出して 抽出したエキスを野菜の葉に吹きかけますと、アブラムシの被害を抑えることが出来ると言われていますので、ご参考になさってください。

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トマトの葉でアブラムシを抑えることが出来る理由

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アブラムシはトマチンが嫌い

トマトの葉や茎には「トマチン」という成分が含まれていますが、これをアブラムシは嫌います。

トマチンはジャガイモの芽に含まれている毒素「ソラニン」に似ており、私たち人間も青いトマトを大量に食べると下痢や嘔吐、麻痺などの中毒症状を引き起こす場合があります。

トマトの葉から抽出したトマチンをナスの若葉などのアブラムシが付きやすい場所に散布しますと、被害を抑えることが出来ます。

トマトの葉と茎からトマチンを抽出する方法

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トマトの葉と茎からトマチンを抽出する方法はとても簡単で、葉っぱと茎に熱湯を注ぐだけです。

🍅 トマトのわき芽や、混み合った葉を剪定したものを使いましょう。

用意するもの

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・トマトの葉と茎
・鍋(バケツなど)
・熱湯
・スプレー容器

作り方

鍋の中にトマトの葉と茎を入れてお湯を沸かします

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鍋の中に熱湯を入れます

熱湯を注ぎましたら、ときどき混ぜます。

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冷めるまで待ちます

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鍋の水が緑褐色なりましたら出来上がり。しっかり冷ましてスプレーボトルに入れます。

トマトの葉スプレーの利用法

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アブラムシが多発する場所に散布します

ナスやピーマンの若葉などアブラムシがよく付く場所に集中的に散布しましょう。

食用にする果実にはかけないで

トマチンはジャガイモの芽に含まれる毒素「ソラニン」に似ていますので、食用にする果実にはできるだけ吹きかけないように気を付けましょう。

トマト葉スプレーの効果は!?

バラの新芽

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庭のバラの新芽に大量のアブラムシ(写真上)が付いて困っていましたので、さっそくトマト葉のスプレーをかけてみました。

散布した回数
① アブラムシを発見した当日に1回
② 翌朝 まだアブラムシが付いていたので1回
③ その日のお昼頃に1回の合計3回です。

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上は 3回スプレーした日の午後の写真です。1匹もアブラムシが付いていません!!!

薬剤ではないため、スプレーをしなくなるとまたアブラムシが寄ってくるかもしれませんが、「トマチン」の効果は十分に発揮されているようです。

レモンの葉

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梅雨の時期、植木鉢で育てているレモンの葉が ハモグリバエらしき害虫に食害されて困っていました。

新芽が出てくるとすぐに葉に白い筋が入り縮れてしまいます。

葉が小さいうちにトマトスプレーを散布してみたところ、食害されずにきれいな葉に生長しています。

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散布のタイミング
毎朝 水やりのあと1回だけ、レモンの葉の表と裏にたっぷりスプレーしています。

散布を始めて一週間経ちましたが、今のところ食害されていませんので、効果があることを実感しています。

トマトの葉スプレーの保存方法

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木嶋先生の著書には特に保存法の記載はありませんでしたが、保存料が入っていないので早めに使ったほうが良さそうですね。

わが家はスプレーを冷蔵庫に入れて保存しています。

アブラムシ以外にも使えるトマト葉スプレー

トマトの葉を抽出したスプレーは、アブラムシのほかにも蛾の幼虫などを寄せ付けなくする効果が期待できますので、おためしになってみてください。

古くから伝わる昔農家さんの裏ワザ

トマトの葉を利用した防虫法は、昔農家さんの裏ワザです。

トマトの葉を摘みとり桶に入れて熱湯を注ぎ、その液が深緑色を呈する程度に濃くし、これを冷たくなつたところで、あぶらむしの発生した被害部に充分注ぎかけるのがなほ有効です。

「家の光」昭和9年6月号「農業の實験」竹原玉次郎さんの投稿

出典 昔農家に教わる野菜づくりの知恵とワザ 木嶋利男著(家の光協会)

まとめ

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今でこそ、アブラムシをはじめとする害虫対策の薬品が販売されるようになりましたが、昔の農家さんは野菜に含まれる成分や特性を活かして害虫の対策をなさっていました。

今回ご紹介しましたトマトの葉や茎を熱湯に注いでトマチンを抽出する方法は、アブラムシや蛾の幼虫の忌避に効果があると言われています。

実際使ってみて、その効果は十分にあると感じています。

トマトの芽かきや剪定した枝で作ることが出来ますので おためしになってみてくださいね。

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[参考文献]

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