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ピーマンとバジルの混植|害虫を寄せ付けないコンパニオンプランツ栽培

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、「ピーマンとバジルの混植(コンパニオンプランツ栽培)」のポイントについて、ご案内いたします。

家庭菜園で、トマトとバジルを組み合わせて栽培する方法はよく知られていますが、ピーマンとバジルの相性も抜群です。

ピーマンはアブラムシやハダニなどの害虫が付きやすく、葉や茎を吸汁されますと株が弱ってしまいます。

そこでバジルをピーマンのそばに植えることにより、これら害虫を寄せ付けなくします。

今回は、木嶋先生がご紹介されている混植のポイントについてご案内いたしますので、参考になさってください。

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ピーマンとバジルの混植|害虫を寄せ付けないコンパニオンプランツ栽培

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※ ピーマンとバジルのコンパニオンプランツ栽培

アレロパシー効果で害虫を忌避

ピーマンのコンパニオンプランツ「バジル」は、シソ科のハーブです。

シソ科のハーブは「アレロパシー効果」があり、害虫を寄せ付けない効果が高く、ピーマンに付きやすいアブラムシやハダニを防ぐことが出来ます。

アレロパシー効果とは、他の植物や動物、微生物に対してアレロケミカルという物質を出して引き寄せない効果のことを言います(参考:Wikipedia)。

ピーマンとバジルのコンパニオンプランツ栽培のポイント

株間はゆったり空けて栽培

一般的にピーマンの苗は株間を50cmほど空けて植え付けますが、バジルを間に入れて育てますので、約90cmの間隔でピーマンの苗を植え付け、その間にバジルの苗を植え付けます。

支柱とヒモでピーマン苗を固定

ピーマンは長さ約90cmの支柱を立てて、生長に応じて麻ヒモなどで固定して育てます。

なおバジルには、支柱を立てなくても大丈夫です。

バジルは葉を摘み取りながら栽培

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バジルは、草丈が20cmほどになりましたら葉を収穫しはじめましょう。

バジルは生育が旺盛なハーブですので、育ちすぎますとピーマンの生長が阻害されてしまいます。

葉を摘み取ったり、必要に応じて葉の付いた枝をカットします。

木嶋先生オススメのバジル栽培

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前述しましたとおり、バジルは露地栽培しますと大きな木のように生長することがあり、野菜の生長のさまたげになってしまう場合があります。

そこで木嶋先生は、素焼きのポットに植えたバジルをピーマンの株のそばに置いておくか、もしくは鉢ごと地面に植える方法をおすすめされています。

植木鉢のバジルは、根の張りに限界がありますので、必要以上に大きく育つことはなく、ピーマンとのコンパニオンプランツ栽培が終わったあとは、ラディッシュなどの、ほかの野菜のコンパニオンプランツとして利用することも出来ます。

なお、植木鉢をウネに置いておくよりも、地面に鉢ごと植えるほうが地中の水分をバジルが吸収して乾燥しませんので、お世話がお手軽になります。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ピーマンとバジルの混植のポイントについて、ご案内いたしました。

素焼きの鉢のバジルをピーマンのそばに鉢ごと植えておく方法はお手軽にできそうですし、他のコンパニオンプランツ栽培にも利用できますので、野菜づくりがより楽しくなりそうですね。

なお、バジルを使ったコンパニオンプランツ栽培は、ピーマンのお仲間「シシトウ、トウガラシ」などに応用することが出来ます。

[参考文献]

木嶋利男著 コンパニオンプランツで野菜づくり (ひと目でわかる図解)(主婦と生活社)

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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