落花生の種まきについて、ご案内いたします。
今回ご紹介する方法は、農学博士の木嶋利男先生の裏ワザで、高確率で発芽させることができる種のまき方です。
わが家は 数年前から木嶋先生の方法を採用しておりますが、ほぼ確実に発芽するようになりました。
失敗が少ない種のまき方ですので、参考になさってください。
失敗しない落花生の種まき|木嶋先生の裏ワザで高確率で発芽させる方法
落花生を高確率で発芽させる方法
木嶋先生が紹介されている裏ワザは、落花生のタネを一昼夜 水に浸して、ポリポットに1粒ずつまく方法です。
落花生は、そのままではなかなか発芽しませんので、水に浸けて 吸水させてからまきます。
わが家はこの方法を行ってみたところ、1回目(4月)の発芽率 75%、2回目(5月)の発芽率は86%でした。
落花生の種まきで用意するもの
・落花生
・タネを包むガーゼ、破れにくいペーパータオルなど
・輪ゴム
・水
・種まき用の土
・ポリポット
落花生の種まき前の下準備
落花生をガーゼなどで包み、一昼夜水に浸けます。
種まき用として保存していたサヤを使われる場合は、中の種(マメ=子実)を取り出します。
落花生の種まき
種まき用の土をポリポットに入れて水で湿らせ、1粒ずつ落花生ののタネをまきます。
吸水したタネは割れやすくなっていますので、やさしく扱います。
種をまきましたら覆土します(土で覆う画像は省略しております)。
前日から しっかり吸水させていますので、種をまいた後の水やりは行いません。
落花生の種まきのポイント
種まき用の土がおすすめです
※ 種をまいた後、覆土してください。
わが家は、昨年まで畑の土をポリポットに入れて種をまいていましたが、畑の土は粘土質で乾燥すると固まるタイプで、種まきの土としては向いていないように思いました。
その点、種まき用の土は水はけがよく、雑草の種や害虫の卵など入っておりませんので、おためしになってみてください。
なお、水はけが良い畑の土でしたら、その限りではありません。
発芽まで水やりは行いません
マメ科の作物は、種をまいた後 発芽するまで水やりをあまり行わないほうが芽が出やすくなります。
落花生のタネは十分水を吸っていますので、この水分とポットの湿った土のみで発芽します。
なお、ポットの土が乾燥してきましたら、軽く水やりをしてみてください。
落花生の発芽日数について
今年のわが家の実績ですが、4月にまいたものは7日で発芽、5月にまいたものは4日で発芽しました。
お住いの地域の気温と地温で 発芽日数は前後しますが、気温と地温が高いほうが、発芽までの日数が少なくなると思います。
苗の植え付け
本葉が2~3枚になりましたら、植え付けます。
この時、「根切り植え」を行いますと、旺盛に育ち土寄せを省略することが出来ます。
こちらの方法も木嶋先生の裏ワザですので、おためしになってみてください。
※ 詳細は、本ページ最後の関連記事に掲載しております。
まとめ
農学博士の木嶋利男先生が紹介されている落花生を高確率で発芽させる方法をご案内いたしました。
・タネを一昼夜 水に浸して吸水させます
・水はけの良い土を使い、発芽するまで水やりは極力控えます
わが家は木嶋利男先生の裏ワザを採用してから、なかなか発芽しないというストレスから解消されました。
どうぞ、参考になさってください。
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