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玉ねぎの有機栽培のポイント|元肥・ウネ立て・種まき・お手入れ・収穫まで一挙ご紹介します

 

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、タマネギの有機栽培のポイントについてご案内いたします。

木嶋先生がおすすめされている肥料(有機物)、ウネ立て、種まき、お手入れ、そして収穫までを一挙にご紹介いたしますので、参考になさってください。

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タマネギの有機栽培のポイント

タマネギについて

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タマネギは、アフガニスタン周辺の中央アジアが原産地です。

低温に強いですが、雪の下では生長が出来ませんので、防寒対策が必要になります。

タマネギは、栽培期間が長いですが、初心者の方でも作りやすく、収穫後は半年以上も貯蔵することができますので、とても重宝します。

なお木嶋先生は、タマネギは密植して栽培することができますので、狭い畑でも隅に植えて育てておきたいオススメの野菜ですと述べられています。

タマネギの栽培スケジュール

栽培スケジュール (★)

※一般地のスケジュールです。

種まき

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タマネギを種からまく場合は、一般地では9月にまき、育苗します。

土づくり

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土づくりは、タマネギの苗を植え付ける直前に行います。

元肥は、完熟牛ふんたい肥、米ぬか、骨粉をウネの全体に施します。

[元肥の目安(1㎡あたり)]

元肥
堆肥 完熟牛ふんたい肥 2kg
肥料
(※)
米ぬか 140g
骨粉 60g

※ 米ぬか7:骨粉3(200g/1㎡)

ウネの耕し方(例:幅60cm 高さ10cm)

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タマネギは、冬の間に根を伸ばします。

ウネを立てる場所に元肥をまきましたら、20cm以上深いところまで粗く耕し、高さ10cmのウネを立て、深さ10cmほどを細かく耕します。

苗の植え付け

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タマネギの一般的な植え方は、鉛筆よりやや細いものを約10cm間隔で植え付けます。

なお、5cm間隔の密植にしますと、それぞれの苗が助け合い、根を地中深く伸ばします。

また、通常の株間で1穴に2本植えますと、球が大きくなり収量が1.5倍になることも期待できます。

―Dr.木嶋がおすすめするタマネギ苗の植え方例―

タマネギの苗
(茎の直径)
株間 効果
  6~8mm
(適正サイズ)
15cm 一般的な栽培
  6~8mm 5cm 収量アップ
  2mm 5cm 肥大はしないが密植により収量アップ
  6~8mm
(1穴に2本植える)
15cm 収量アップ

土質別の畑づくり

砂質の土の場合

冬の晴れた日にたっぷり水やりをして育てます。

ウネにもみ殻やワラを敷き、乾燥を防ぎます。

粘土質の土に直まきした場合

タマネギは、通気性と通水性の悪い粘土質の土を嫌いますので、もみ殻、細かく刻んだワラを土にすき込み、空気の層を増やしておきます。

収穫までの管理

土寄せと追肥

栽培期間中、土寄せと追肥を同じタイミングで2回行います。

回数 時期 内容
1回目 12月中旬頃 米ぬかを株元にパラパラまき、肥料が乾燥しない程度に軽く土を寄せます。
2回目 2月下旬頃

※一般地のスケジュールです。

霜柱の対策

霜柱で苗が浮かないように気を付けます。

ウネに「もみ殻」をまいたり、「ワラ」を敷いておきますと、保温になりますのでおすすめです。

暖かい日の午前中に水やりを

タマネギの根張りをよくするためには 水分が必要になりますので、暖かい日の午前中に水やりを行います

寒い日に潅水しますと、霜柱が出来てしまいますので気を付けて。

なお、タマネギの苗が飛び出していましたら埋め直します。

収穫

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タマネギの葉の7~8割が折れるように倒れ始めましたら、収穫の合図です。

これは、玉に養分を送り込んでいた葉の役目が終わったことを意味します。

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青天が続く頃に収穫し、2~3日天日で乾かし、4~5個まとめて葉の根元を結んで日陰に吊るします。

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収穫したタマネギの根をカットし、ウネにすき込みますと、後作野菜がよく育ちますますので、処分せずおためしになってみてください。

覚えておきたいタマネギのコンパニオンプランツ

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マメ科のクリムソンクローバーを混植しますと、タマネギの生育がよくなります。

タマネギのウネを囲むようにタネをまきますと、障壁となって害虫アザミウマを防ぐことが出来ます。

まとめ

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農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、タマネギの有機栽培のポイントについてご案内いたしました。

栽培期間が長く、厳しい寒さに耐えて越冬したタマネギを収穫するよろこびはひとしおで、有機栽培で収穫したタマネギのお味は絶品ですので、おためしになってみてください。

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[参考文献]

木嶋利男著「学研ムック 有機・無農薬 野菜別 土づくりと栽培テクニック

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に一区切りして、現在はコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつ、古き良きモノ・慣習を大事にしながら丁寧に暮らしてゆくことを目指しています。

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カジトラ