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枝豆栽培日記|畑生活2年目の初心者が枝豆に挑戦!「間引きとカメムシ退治」

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再まきして無事に発芽した枝豆。

きょうは「間引きのタイミングとその方法」「カメムシ対策」をお伝えいたします。

マルチの穴に4粒まいた種の芽で、元気の良さそうなものを2本残して、残りの芽を摘む作業を「間引き」といいます。

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2020年 家庭菜園3年目の挑戦は、枝豆とトウモロコシを同じウネで一緒に栽培しています。こちらのページもご参考になさってください。
トウモロコシ栽培日記|生長促進するコンパニオンプランツでアワノメイガ対策
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間引きのタイミングとやり方

間引きのタイミングは、初生葉(しょせいよう)が出た頃です。

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初生葉とは、枝豆やインゲンで子葉(双葉)が展開して最初に出てくる「葉」のことです。

子葉が展開して本葉が出るのが一般的ですが、枝豆やインゲンは初生葉が出てから本葉が出ます。

サカタのタネ公式ページより引用

カジトラの畑も、無事に初生葉が出るまで成長しました。

せっかく芽が出たのを摘んでしまうのはかわいそうな気もしますが、マルチの穴1つに対して、育ちの良いものを2本残します。

間引きの方法は、根を残さないように手で摘み取ります

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ここで重要なポイントを2つご紹介いたします。

1.子葉(双葉)に傷が付いているものを間引きをします。

2.間引きしたあとは、根元に土寄せをします。

葉っぱが傷ついていると、病気に感染しやすくなりますので、間引くときは子葉がきれいに残っている元気なものを残します。
また、間引きをした後の土はゆるんで、残した芽の根っこがグラグラしています。根っこがぐらつかないように、しっかりと土寄せをしてあげましょう

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同じ日にまいたタネでも、成長が違いますね。

水やりは控えめに

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土が白っぽく乾いた状態の場合にのみ水やりをします。

写真の土の色を見ると「白っぽく乾いて」いますね。これくらいの状態のときに、土を湿らせる程度にジョウロで水やりします。

水やりは、防虫・防鳥ネットの上からでも、直接土にかけてもOKです。

枝豆栽培の今後のポイント

ネットは収穫まで張っておきます

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枝豆を収穫するまで、防虫・防鳥ネットは張ったままにして、虫・鳥・獣の侵入を防ぎます。

毎回カメムシチェックをする

枝豆を食べたときに、マメが黒くなって苦みを感じたことはないでしょうか。

あの苦さは「カメムシが原因」なのだそうです。

カメムシの卵が土の中に混ざっていると、ふ化して枝豆をエサにします。カメムシは枝豆に針をさして養分を吸うそうです。想像すると気持ちが悪いですね。

したがいまして、今後 菜園に様子を見に行く時は、毎回カメムシチェックを行います。

カメムシチェックの方法

① ネットをはがして、
② 葉の表・裏、マルチの上、土の中にカメムシが潜んでいないか確認。
③ もしカメムシを見つけたら退治(除去)します。

カメムシが放つにおいは強烈ですが、間違っても「ポーンと放り投げる」だけではいけません。殺処分しましょう。

人間が美味しいと思う野菜は、虫にとってもも美味しいのですね。

害虫を放置しておくと被害が広がってしまいます。それを食い止めるためにも、この作業は頑張って行いましょう。

間引きの方法はいろいろあります

枝豆の間引きのやり方はもう1つあります。

葉っぱが4~5枚の頃に主枝の先端を切るとわき芽が増えて、マメの収穫量が増える場合があります。2018年のNHKのEテレではこの方法を行っていました。

環境によっては、収量が上がらない場合もありますが、今年のカジトラでは主枝の先端は切らない方法でゆきたいと思います。

まとめ

枝豆のタネが無事に発芽して、いよいよスタート地点に立てたという感じです。これからどんどん大きくなる枝豆の成長を楽しみながら、カメムシと格闘してゆきます。

枝豆の間引き
・初生葉(しょせいよう)が出た頃におこないます。
・マルチ穴に元気の良い芽を2本残します。
・枝豆の根っこがぐらつかないように「土寄せ」します。
今後のお世話
・収穫するまでネットを張っておきます。
・水やりは控えめに。
・畑に行くたびに、苗を観察します。
・カメムシなどの害虫を見つけたら撃退します。

次回の更新は、「梅雨の時期のカメムシ対策」をお伝えいたします。

[次の記事] カメムシ対策2戦|枝豆栽培日記|畑生活2年目の初心者が枝豆に挑戦!

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年の春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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