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3つの家庭菜園を体験中!シェア畑・市民農園・貸し農園の違いは?メリット・デメリットは?

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野菜づくり生活を始めて2年になりました。

現在、3つの畑で農作業を体験中です。

1.アドバイザー付きのレンタル農園「シェア畑」
2.市民農園
3.農家さんの貸し農園

野菜の栽培方法など、右も左も分からない初心者でド素人の私が畑を3つも借りるという暴挙に出たわけですが、それぞれの畑の特色が分かってきました。

きょうは、シェア畑、市民農園、農家さんの貸し農園のそれぞれの特徴、メリット、デメリット、体験して分かったことなどをご紹介いたします。

畑を借りて家庭菜園を始めてみたい方、シェア畑にしようか?市民農園にしようか?農家さんの畑を借りようか?

悩まれている方の参考になれば幸いです。

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野菜の名前しか知らない初心者でした

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家庭菜園を初めて2年。野菜の名前しか知らなかった私ですが、自分で野菜を作ってみたいとかねがね思っておりました。

家庭菜園を始める前は、植木鉢でハーブやお花を育てたりしていましたが、どうも物足りない。お花を育てるよりも野菜を育てて自分で食べたい!という気持ちでいっぱいでした。

家庭菜園のきっかけは「シェア畑」

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会社を退職するにあたり、家の近くで貸し農園はないかとネット検索をしていたところ、「シェア畑」という初めて耳にする農園を見つけました。

シェア畑は自宅から4km離れたところにあるので、近所とは言えませんが大変魅力的な農園でした。

・アドバイザー付きで野菜の栽培方法をイチから教えてもらえる
・家庭菜園で必要な道具が要らない。手ぶらで通うことが出来る。
・肥料や野菜の種、苗も準備してもらえる。

シェア畑を利用すると、自分で用意するものは、帽子、手袋、長靴くらいで道具の準備が何も要らないというところに惹かれて、予約をして見学に行きました。

これが、私が家庭菜園をはじめる大きな一歩となりました。

「シェア畑」2年目に突入

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家から4kmのシェア畑へ見学に行き、そのまま契約して野菜作り生活が始まりました。

契約した区画は15平米。料金は「前払いで約12万円(銀行引き落とし)」でした。

一か月 1万円で農業体験スタートです。

シェア畑の詳細については別記事を書きましたので、本ページの下に貼ってあるリンクをご参考になさってください。

2年目から「3つの畑」をかけもち

シェア畑で野菜作りをしてゆくうちに、「もっとたくさん野菜を作りたい!」という意欲が湧いてきました。

自宅の近くに「市民農園(徒歩15分)」と、「農家さんの貸し農園(徒歩5分)」が偶然空いていたことが分かったので、それぞれ契約しました。

畑を3つも「かけもち」するとなると体力的・時間的にキツイことは承知していましたが、私の地域は家庭菜園が人気でなかなか空いている農園を見つけることが出来ません。

このチャンスを逃したら、今度はいつ空いている農園を見付けられるか分かりません。どうしてもキツかったら、次の契約はやめようと!とにかく借りちゃおう!と、市民農園と農家さんの貸し農園を契約しました。

3つの畑を比較

この章では、シェア畑・市民農園・農家さんの貸し農園の料金、広さなどを比較してみましたので、ご参考になさってください。ちなみに私の自宅は千葉県です。

1か月
料金
広さ 契約
期間
水道 トイレ ゴミ
置場
農業
道具
苗・肥料など
シェア畑 10,000 15㎡ 1年
市民農園 1,000 20㎡ 3年 × × ×
貸し農園 2,000 50㎡ 1年 × リヤカー ×

シェア畑

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広さ

シェア畑の1区画の広さは15平米で、おおよそ8畳の広さです。

料金

シェア畑の料金は、地域によって異なります。私の区画は1か月あたり1万円です(そのうち駐車場代が1,500円)。

3つの畑の中で、最も料金が高く、最も狭い区画になります。

契約期間

契約は1年で、自動更新です。翌年から数千円料金が割引になります。

翌年契約をしない場合は、契約満了の3か月前までに解約申請書を提出します。

なお、途中解約したい場合でも、料金の還付はありませんので、注意が必要です。

農業道具、材料が完備

3つの畑の中では割高な農園になりますが、作業で出たゴミはゴミ箱や残渣(ざんさ)置き場に置くことができます。

また農機具、苗や肥料など、農作業に必要なものはすべて完備されています。

市民農園

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広さ

市民農園の広さは、20平米で、おおよそ10畳の広さです。

料金

公共の農園ということもあり、料金は1か月1,000円程度で非常に格安です。

契約期間

私が利用している市民農園の契約期間は「最長3年」です。

わたしの市は、「三か年事業」と決まっているので、4年目以降の更新をすることができません。契約満了前に、畑を片づけて整地に戻して返却します。

ふたたび市民農園を借りたい場合は、市役所が農園の応募が出した場合に申し込みをして、応募人数が多かった場合は「抽選」になります。

抽選に外れてしまった場合は、「キャンセル待ち制度」があるので、利用者が畑をやめたら(畑が空いたら)借りられることもあります。

ちなみに私はキャンセル待ちで、半年間借りることが出来ました。

シェア畑より広いけれど、期限ありで道具なし

市民農園は、シェア畑より広く・料金が安いのがメリットです。

無料の駐車場と、水道も2か所ある農園です。

ただし、前述しましたように契約期間が3年間と決まっているので、何年も農作業を続けたいと思われている方にとっては物足りないかもしれません。

また、シェア畑のように道具も苗も肥料もないので、すべて「自腹」になります。

農家さんの貸し農園

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広さ

私が借りた貸し農園は50平米で、30畳弱の広さです。3つの畑の中で、最も広い畑になります。

料金

料金は、1か月2,000円ほどでした。市民農園の2倍、シェア畑の1/5安いことになります。

契約期間

1年契約です。契約時に1年分(27,000円)支払って、契約書を取り交わしました。

歩いて5分。広くて安い貸し農園

3つの農園の中でもっとも広く、家から徒歩5分の好立地の農園です。

水道が2か所、トイレも駐車場もある農園を見つけることが出来ました。

農家さんの貸し農園の中には水道もトイレもない畑もありますので、ラッキーな農園に入ります。

ただし、シェア畑のように道具も苗も肥料もないので、すべて「自腹」になります。

3つの畑のメリットとデメリットを解析

この章では、シェア畑、市民農園、農家さんの貸し農園の「3つの畑のメリットとデメリット」をお話いたします。

シェア畑のメリット

シェア畑の最大のメリットは「手ぶらで通えて、アドバイザーがいる農園」

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家庭菜園をするにあたって必要なものは、野菜づくりの知識と、道具、苗、肥料です。

シェア畑はこれら全てが最初からお膳立てされている「手厚い農園」です。

道具を1つ1つ揃えるのは、とても大変です。トマト、なす、キュウリを1苗植えて栽培するのに必要になってくるものを例に挙げてみます。

苗1本あたりに必要な道具

支柱 肥料 資材 道具
トマト  小1、大1 牛糞
鶏ふん
マルチ
マルチ留
麻ひも
ネット
ハサミ
害虫スプレー
スコップ
くわ
シャベル
なす  小1 中3
キュウリ  小1 大4

上記の表で示しましたように、苗1つに必要な道具は最低これだけ必要です。

シェア畑は、これらの道具一式揃っていますので、非常にお手軽に家庭菜園を始めることが出来ます。

シェア畑で採れる野菜の収穫量については、別記事を書きましたので、文末のリンクをご参考になさってください。

相談できる頼もしいアドバイザー

シェア畑には、野菜作りのエキスパートが出勤しています。1年間で6回ほど、野菜を栽培する前に「講習会」が開催されますので知識を得られることが出来ます。

講習会の後は、種のまき方、マルチの張り方などの「実演」を見ることが出来ますので、「座学と実践」の場が設けられます。

栽培のスケジュール管理が不要

シェア畑は、1年間の野菜栽培スケジュールが決まっています。したがいまして、どの時期にどんな野菜を栽培するか、悩むことがないので初心者はとても助かります。

野菜は種類によって「連作障害」をもたらすことがあるので、それも考慮されていますので、ハードルが低い状態で野菜づくりに取り掛かることが出来ます。

シェア畑のデメリット

区画がせまい

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私が契約しているシェア畑の広さは、1区画 15平米(約8畳)です。

この面積は決して「広い」とは言えません。2018年冬~2019年の春夏に育てた野菜と収穫量をご紹介します。

野菜 植付け 収穫量
いちご 10苗 30個
キュウリ 1苗 12本
ミニトマト 1苗 93個
ツルムラサキ 2苗 いっぱい
オクラ 10本 19個
ナス 1苗 20本
ピーマン 1苗 124本
株、ルッコラ、ホウレン草、レタスなど 種まき いっぱい
玉ねぎ 16苗 9個
じゃがいも 6種 47個

このように、シェア畑で栽培できる野菜は決まっているので、自由に育てることができません。

1苗しか育てられない野菜は、栽培の途中のアクシデント(枯れたり、害虫被害など)があると、そこでもうジ・エンドとなります。

料金について

前の章でご案内しましたように、シェア畑の料金は、アドバイザー付き、道具・材料込みとは言え「決して安くありません」。

また、契約の途中で解約したい場合も、残りの期間の返金が出来ないのも難点です。

市民農園のメリット

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料金が安く、そこそこ広い

市民農園の最大のメリットは、「料金が安い」ことです。

さすが公共の農園だけあって、1か月 1,000円と格安で借りられるのは有難いですね。

私が借りた市民農園の広さは「20平米(10畳)」で、シェア畑とは比べものにならないくらい、野菜を栽培することが出来ます。

今年栽培した夏の野菜です。

野菜 植付け 収穫量
枝豆 30種 いっぱい
大玉トマト 6苗 36個
ミニトマト 6苗 962個
ナス 6苗 106本
ピーマン 3苗 98個
ししとう 3苗 432個
唐辛子 3苗 いっぱい
ルッコラ 種まき いっぱい
キュウリ 3苗 39本

シェア畑の2倍、3倍の苗を植えることが出来ますので、当然収穫量も多かったです。

市民農園のデメリット

当選しないと利用できない

私が利用している市民農園は、市の3か年事業の一環で、応募人数が多いと抽選になります。つまり、「いつでも借りられるわけではなく、落選すると利用できない」というのが、最大のデメリットです。

わたしは3年目にようやくキャンセル待ちが回ってきて(市役所から電話がかかってきました)、半年間だけ借りることが出来ました。

運よく当選した場合でも、私の住んでいる市のように有期契約の市民農園は、「何年も継続して家庭菜園したい」という方には不向きでしょう。

設備は水道とトイレ、駐車場のみ

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市民農園は、水道、トイレ、駐車場という最低限の設備があるだけで、道具や苗、種、肥料などはすべて自分で用意しなければなりません。

自宅から長い支柱、重い肥料、道具のすべてを運び、費用はすべて「自腹」ですし、枝や葉っぱはすべて持ち帰らなければなりません。

貸し農園のメリット

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広大な土地を自由に使える

私が借りた農家さんの農園に関してのみの見解になるかもしれませんが、貸し農園の最大のメリットは、「比較的安い金額で、広い区画を借りられること」でしょう。

シェア畑より格安で、市民農園のように使用期限が決まっていないので、思い切り自由に好きな野菜を栽培することが出来ます。

また、私が契約した貸し農園は、幸運にも親切な方々が多く、フレンドリーです。

農業65年というベテランのおじいさんから色々教えてもらえるので、たいへん有難く思っています。

おじさんから、ゴーヤやキュウリ、大根などをお裾分けしてもらったり、余った種や苗なども頂くこともありますので、地域に根差した暮らしが出来るのは、ここ貸し農園が一番でしょう。

貸し農園のデメリット

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貸し農園のデメリットは、市民農園と同様に最低限の設備しかありません。

トイレ、自転車置き場、駐車場、水道2つ。

ゴミは持ち帰り、道具や資材、苗や種などはすべて自分で調達しなければなりません。

農家さんの貸し農園は、「トイレなし、水道なし」というところもありますので、貸し農園で栽培したいと思われている方は、設備のチェックをされることをオススメいたします。

初心者が家庭菜園を始めるなら、ずばりどの畑が良い?

畑を借りて家庭菜園を始めてみたいと思われている方は、シェア畑、市民農園、貸し農園のどれが良いだろうと悩まれるかもしれません。

この章は、私個人の見解ですので、参考になさっていただければ幸いです。

知識ゼロの初心者だけど、家庭菜園をされたい方

シェア畑がおすすめです。

私のように、ずぶの素人でも1年ほど野菜作りしたあたりから、だんだんモノになってきたのを実感してきました。

アドバイザーさんのレクチャーと、日々、野菜と向き合っていると、自然に野菜の知識が身に付いて、支柱やネットを張るスキルも上がってきました。

野菜の種類は違えども、くり返しくり返し農作業をしていると、「この野菜には何が必要で、どんな道具を使うか」ということも分かってくるようになりました。

「シェア畑で経験して体得したこと」が、市民農園と貸し農園に非常に活かされる結果につながったことは間違いありません。

私が市民農園や、貸し農園で作業をしていると、いろいろな方に「どこかで習っていたの?」とか、「上手ですね」などと褒められることが多いことに気が付きました。

 

野菜づくり2年目の若輩者が、このように賛辞を受けられるようになったのは「シェア畑で鍛えたたまもの」と、確信しています。

野菜だけでなく、土のこと、虫のことなど幅広く学ぶことが出来るシェア畑は、「安くない料金だけど、得るものが非常に大きい」と言えるでしょう。

シェア畑の存在を知らずに、いきなり市民農園や貸し農園で野菜作りに取り掛かっていたとしたら、おそらく生涯「万年素人」から脱出できないかもしれません。

シェア畑は、8畳ほどの狭い区画ではありますが、スコップで穴を掘ったり、クワで土を耕すのは非常にキツイ作業です。

まずはシェア畑で、知識・ノウハウを習得して、数か月後~1年後に市民農園(又は貸し農園)を同時に利用する、もしくはシェア畑を卒業して、市民農園(又は貸し農園)一本でやってゆく、という方向が良いのではと思います。

自力で家庭菜園をされたい方

市民農園、貸し農園をオススメいたします。

市民農園、貸し農園は「自分の好きな野菜を好きなだけ作ることが出来ます」ので縛りがありません。

また、シェア畑より格安に借りられることが出来るのも大きなメリットです。

野菜の栽培に関する情報は、NHK Eテレの野菜の番組(太陽のベジガーデン)は、大変分かりやすい内容ですし、インターネットの普及で家庭菜園の知識を得られる環境が多くなりました。

道具の調達は、最初こそ物入りですが、一度そろえれば何年も使えるものもありますし、収穫した種を来年用に保存して使える場合もありますし、「低価格で自由、たくさん栽培できる」という意味ではシェア畑よりメリットは大きいでしょう。

「シェア畑」でスキルアップの成果

わたしはシェア畑で初めて野菜作りを始めたわけですが、マルチを張る作業も、これだけ変わってきました。

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シェア畑をはじめた当初

シェア畑で野菜作りを始めたばかりの頃の写真です。土にマルチを張って種まきしたところです。

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市民農園での成果

一年後、市民農園の写真です。枝豆の種をまきました。シェア畑より3倍も長いウネとマルチを、一人で張れるようにまでなってきました。

土を耕したり、マルチを張る作業など、回数を重ねて効率的に手際よくできるようになってきました。

シェア畑で、マルチの張り方の基本を教わったおかげです。

まずは無料見学から「シェア畑」

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シェア畑に興味がある方は、詳細について公式サイトをご覧になってみてくださいね。

「公式サイト」 サポート付き貸し農園「シェア畑」

なおシェア畑は、「無料で見学」をすることが出来ます。

公式ページから、お近くの農園を探して、予約画面でご都合の良い日時を選択して、見学の申し込みをしましょう。時間はおおよそ30分です。

見学におけるポイントについて記事を書きましたので、本ページの下に貼ってあるリンクをご参考になさってください。

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いかがでしたでしょうか。

シェア畑、市民農園、貸し農園のそれぞれの特色、メリット・デメリットが少しでもお解りいただければと思い、記事にいたしました。

わたしは現在、3つの農園を体験中で、まだまだ修行の身で若輩者ではありますが、本ページが家庭菜園をしてみたいと思われているあなたのお役に立てれば幸いです。

土に触れる野菜づくりは、心と身体が元気になることが出来る、とても尊いものと思っております。

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