毎年毎年、虫刺されのシーズンは、ほんとうにイヤですね・・・。
今年は絶対に刺されてなるものですか! と、細心の注意を払っていても、
「あれ?なんだか痒い・・・まさか・・・?」
と思って、痒いところを見ると、プクーっと赤くなっている!
「やられた~~~!!!」というご経験は、ありませんか?
きょうは、お家で簡単に作ることが出来る「虫よけスプレー」の作り方をご紹介いたします。
私は血液型0型、お酒を飲むので、虫の格好の「えじき」です。
O型の酒飲みが、蚊に刺されやすいかどうかは置いておいても、とにかく虫に刺されやすい体質です。
ところが昨年、手作りの虫よけスプレーを使ったところ、虫刺されが減ったことに気が付きました。
昨年(2018年)は、観測史上まれにみる猛暑だったので、虫(蚊)の繁殖が少なかったという説もありますが、私は自分で作ったスプレーの効果もあったのではないかと考えます。
本日ご紹介するレシピは「手軽で簡単に作ることが出来て」「天然成分なので安心・効果絶大|というところがポイントです。
虫よけスプレーに使うオイルを4種類ご紹介しますので、お好みで作ってみてくださいね。
手作り虫よけスプレーに用意するもの
準備するアイテムは4点です。
1.天然ハーブのオイル(後の章でご紹介します)…20~30適
2.無水エタノール…10ml (小さじ2杯)
3.精製水…90ml
4.スプレーボトル…100ml~150ml入るもの
手作り虫よけスプレーの作り方
作り方はとても簡単です。
1.スプレー容器に、無水エタノール10mlとオイルを20~30滴を入れて振り混ぜます。
2.精製水90mlをスプレー容器に入れて出来上がりです。
無水エタノールの青いフタは、約10ml(小さじ2杯)ですので、目安になります。
手作り虫よけスプレーの使い方
吹きかける前に、ボトルを振ってお使いください。
天然成分の4つのオイルがおすすめ
虫よけに効果絶大の4つの天然ハーブオイルをご紹介いたします。
シトロネラ
[香り] レモングラスのようなグリーントーンの香りがします。
[特徴] 虫の中でも特に「蚊」を寄せ付けない強いパワーがあります。
[効果] 蚊は人間の吐く息(二酸化炭素)を好んで寄ってきます。シトロネラは二酸化炭素を察知する能力を低下させる働きがあります。
ゼラニウム(ローズゼラニウム)
[香り] バラに似た香りです。バラより安価なことから「貧乏人のバラ」とも呼ばれているんですよ。かわいそうに。
[特徴] 蚊など害虫が嫌がる「シトロネラール」という成分を多く含み、虫が寄り付かない働きがあります。
[効果] 虫よけ、神経鎮静、ホルモン分泌の調整など
ハッカ(ペパーミント)
[香り] 爽やかで清涼感があるハッカの香りはおなじみですね。
[特徴] ミントに含まれる「メンソール」という成分に虫が寄り付かない働きがあります。
[効果] 虫よけ、神経鎮静、眠気覚まし、鼻づまりや頭痛の改善、口臭予防など
ラベンダー
[香り] フローラルな(花のような)香り。アロマテラピーの中でもっと活用されている香りと言われています。
[特徴] 防虫作用があるとされています。洋服ダンスの中に入れる「サシェ」にも使われます。
[効果] 虫よけ、神経鎮静・鎮痛、菌の抑制、防腐、安眠など
おすすめの天然アロマオイル取り扱い店
カジトラがおすすめするアロマオイルは、「ASH」と、「NAGOI AROMA」のものです。
2社ともに、日本アロマ環境協会(AEAJ)の定める基準をクリアした「良質な天然成分のオイル」を取り扱っています。
ASH
アロマオイルの輸入販売 ASHは、主にオーストラリアの精油専門会社から直輸入しているので経費を抑えています。
その分、良質な天然のオイルを低価格で販売していて経済的ですので、わが家はは大いに助かっています。
NAGOMI AROMA
NAGOI AROMAも独自の流通経路を確保して、余分な経費をカットすることをモットーとしています。
オイルの品質を最優先して提供している優良店です。こちらも低価格で手に入るので、リピートして買っています。
ブレンドしても楽しい・効果アップ
まずはそれぞれのオイルの香りを楽しんで頂きたいなと思いますが、オイルをブレンドしても楽しいですよ。
それぞれの効果が相殺されることはありませんのし、効果アップも期待されます。お好みのオイルで楽しみましょう。
スプレーボトルを選ぶポイント
私がが虫よけスプレーを手作りしようと思ったのは、「市販の虫よけスプレーボトルのデザインが好みでなかったから」というのも理由の1つです。
自分専用の素敵なスプレーボトルを選んでくださいね。
この章では、スプレーボトルを選ぶときのポイントについて、ご案内いたします。
スプレーボトルの材質に注意して
スプレーボトルは、「ポリスチレン製以外(PS)」の材質のものを選んでくださいね。
特にハッカオイルの成分は、ポリスチレンと化学反応をおこしてスプレーボトルが溶けてしまう性質があるそうです。
虫よけスプレーに適したスプレーボトル一覧
× ポリスチレン(PS)
〇 ポリプロピレン(PP)
〇 ポリエチレン(PE)
〇 ガラス
ミストタイプがGOOD
最近のスプレーボトルは、噴射タイプを変えられるものが多いですね。お肌全体に広がる「ミストタイプ」のスプレーボトルがおすすめです。
遮光性タイプ
遮光性があるブラウンなどのボトルを選びましょう。UV光による劣化を防いでくれます。
小さめ(100ml)が作りやすい・使いやすい
100ml入るボトルがおすすめです。無水エタノール10ml、精製水90ml、オイル20~30滴と、覚えてしまうと楽ちんです。
100mlのボトルは「小さいので持ち歩きやすい」という理由もありますが、防腐剤が入っていないので、1週間から2週間ほどで使い切るのには、このサイズがちょうど良いでしょう。
消費期限はどれくらい?
手作りスプレーに防腐剤を入れないため、一般的に「1週間~2週間で使い切る」のが良いと言われています。
虫よけスプレーを使う時のポイント
手作りの虫よけスプレーを使う時のポイントをお話します。
エタノールを必ず使わなくてもOKです
カジトラのレシピで「エタノールを使う理由」は、「消毒、抗菌、清涼感」の効果を発揮するためです。
エタノールは無添加化粧品に使われることもありますが、一方で、お肌の水分を急激に蒸発させる働きがあるため、お肌が敏感な方には刺激が強い(ヒリヒリする)場合があります。
したがいまして、心配な方は「ハーブオイルと精製水のみ」で作ると良いでしょう。ハーブの香りだけでも虫よけに「絶大な効果」を発揮してくれますよ。
手のひらでなじませる
スプレーしたら、手のひらでハーブオイルをまんべんなくいき渡らせるように肌になじませます。吹きかけただけですと、スプレーが当たった箇所だけに効き目が集中してしまいます。
香りが遠くなったらもう一度
ハーブの香りが遠のいてきたら、もう一度スプレーしましょう。効果のある時間は「2時間程度」と言われています。こまめに吹きかけてくださいね。
目に入らないように
経験上、目に入ると非常に痛くてシミます。刺激が強いので、目に入らないように気を付けて。
手作り虫よけスプレーは経済的
手作りの虫よけスプレーは、経済的です。
なぜなら無水エタノールが1本あれば、相当な量の虫よけスプレーを作ることが出来るからです。
100mlのスプレーボトルに使用する無水エタノールはたったの10ml。長いこと使うことができます。
また、天然のハーブオイルは、虫よけスプレー以外にも、お掃除や、ガーデニング・家庭菜園での害虫を寄せ付けない用途に使うことも出来ますので、「手作りスプレーに用いるアイテムすべてが経済的」であるのです。
まとめ
毎年、虫のシーズンになると外出が憂鬱になってしまうほどでしたが、手作りの虫スプレーを持ち歩くようになって、虫刺されが減りました。
カジトラのレシピは、天然成分のハーブオイルを使用しているので安心ですし、ハーブの効果は絶大です。
お手軽で簡単に作ることが出来ますので、おためしください。
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