毎年毎年、虫刺されのシーズンは、ほんとうに憂鬱ですね。
今年は絶対に、蚊に刺されてなるものですか! と、細心の注意を払っていても、「あれ?なんだか痒い・・・まさか・・・?」
と、痒いところを見てみると、プクーっと赤くなっている!
「やられた~~~!!!」という経験をされた事は、ないでしょうか?
そこで今回は、ハーブを使った虫除けスプレーの作り方を、ご紹介いたします。
個人の感想ですが、効果絶大ですので、おためしになってみてください。
効果絶大!ハーブを使った虫除けスプレーの作り方
虫除けスプレーに用意するもの
1.天然ハーブのオイル(後の章でご紹介します)…20~30適
2.無水エタノール…10ml (小さじ2杯)
3.精製水…90ml
4.スプレーボトル…100ml~150ml入るもの
ハーブを使った虫除けスプレーの作り方
1.スプレー容器に、無水エタノール10mlとオイルを20~30滴を入れて振り混ぜます。
2.精製水90mlをスプレー容器に入れて出来上がりです。
無水エタノールの青いフタは、約10ml(小さじ2杯)ですので、目安になさってください。
ハーブを使った虫除けスプレーの作り方
吹きかける前に、ボトルを振ってお使いになってください。
おすすめしたい、4種のハーブオイル
虫よけに効果絶大の、天然ハーブオイルを 4種類 ご紹介いたします。
シトロネラ
[香り] レモングラスのようなグリーントーンの香りがします。
[特徴] 虫の中でも特に「蚊」を寄せ付けない強いパワーがあります。
[効果] 蚊は人間の吐く息(二酸化炭素)を好んで寄ってきます。シトロネラは二酸化炭素を察知する能力を低下させる働きがあります。
ゼラニウム(ローズゼラニウム)
[香り] バラに似た香りです。バラより安価なことから「貧乏人のバラ」とも呼ばれているようです(かわいそうですね)。
[特徴] 蚊など害虫が嫌がる「シトロネラール」という成分を多く含み、虫が寄り付かない働きがあります。
[効果] 虫よけ、神経鎮静、ホルモン分泌の調整など
ハッカ(ペパーミント)
[香り] 爽やかで清涼感があるハッカの香りはおなじみですね。
[特徴] ミントに含まれる「メンソール」という成分に虫が寄り付かない働きがあります。
[効果] 虫よけ、神経鎮静、眠気覚まし、鼻づまりや頭痛の改善、口臭予防など
ラベンダー
[香り] フローラルな(花のような)香り。アロマテラピーの中でもっと活用されている香りと言われています。
[特徴] 防虫作用があるとされています。洋服ダンスの中に入れる「サシェ」にも使われます。
[効果] 虫よけ、神経鎮静・鎮痛、菌の抑制、防腐、安眠など
おすすめしたい天然アロマオイル取り扱い店
わが家が利用しているアロマオイルは、「ASH」と、「NAGOMI AROMA」のものです。
2社ともに、日本アロマ環境協会(AEAJ)の定める基準をクリアした「良質な天然成分のオイル」を取り扱っています。
ASHについて
アロマオイルの輸入販売 ASHは、主にオーストラリアの精油専門会社から直輸入しており 経費を抑えることが可能なのだそうです。
そのため、良質な天然のオイルを低価格で求めることが出来ます。
NAGOMI AROMAについて
NAGOI AROMAも、オイルの品質を最優先して提供している優良店です。
独自の流通経路を確保して、余分な経費をカットすることをモットーとしています。
こちらも低価格で求めることが出来ますので、リピート購入しております。
ブレンドしても楽しい天然ハーブオイル
複数のオイルをブレンドするのもおすすめです。
それぞれの効果が相殺されることはありませんので、お試しになってみてください。
ハーブを使った虫除けスプレーのボトルを選ぶポイント
スプレーボトルを選ぶときのポイントについて、ご案内いたします。
私が虫よけスプレーを手作りしようと思ったのは、「市販の虫よけスプレーボトルのデザインが好みでなかったから」というのも理由の1つです。
あなた専用の素敵なスプレーボトルをお選びになってみてください。
スプレーボトルの材質に注意して
スプレーボトルは、「ポリスチレン製以外(PS)」の材質のものをお選びください。
とくに、ハッカオイルの成分は、ポリスチレンと化学反応をおこしてスプレーボトルが溶けてしまう性質があるそうです。
虫よけスプレーに適したスプレーボトル一覧
× ポリスチレン(PS)
〇 ポリプロピレン(PP)
〇 ポリエチレン(PE)
〇 ガラス
ミストタイプのスプレー
最近のスプレーボトルは、噴射タイプを変えられるものが多いですね。
お肌全体に広がる「ミストタイプ」のスプレーボトルがおすすめです。
遮光性のあるボトル
遮光性があり、UV光による劣化を防ぐブラウンなどのボトルを選びましょう。
作りやすく使いやすい「小瓶スプレー」がオススメ
個人的に、100mlほど入るボトルがおすすめです。
無水エタノール10ml、精製水90ml、オイル20~30滴と、覚えますとお手軽です。
100mlのボトルは、小さいので携帯しやすいという理由もありますが、手づくりのため防腐剤が入っておりませんので、すぐに使い終わる小さいサイズがオススメです。
消費期限はどれくらい?
手作りスプレーに防腐剤を入れないため、一般的に「1週間~2週間で使い切る」のが良いと言われています。
ハーブを使った虫除けスプレーを使う時のポイント
手作りの虫よけスプレーを使う時のポイントをご紹介いたします。
エタノールを必ず使わなくてもOKです
エタノールを使う理由は、「消毒、抗菌、清涼感」の効果を発揮するためです。
無添加化粧品に使われることもあるエタノールは、お肌の水分を急激に蒸発させる働きがあるとも言われています。
そのため、お肌が敏感な方には刺激が強い(ヒリヒリする)場合があるかもしれません。
ハーブの香りだけでも虫よけの効果を発揮しますので、敏感肌の方は、「ハーブオイルと精製水のみ」で、お作りになってみてください。
手のひらでなじませて
吹きかけただけですと、スプレーが当たった部分にだけ効き目が集中してしまいますので、手のひらでハーブオイルを満遍なく いき渡らせるように肌になじませます。
香りが遠くなったら再プッシュ
ハーブの香りが遠のいてきたと思われましたら、こまめに吹きかけてくださいね。
目に入らないように気を付けて
経験上、目に入ると非常に痛くてシミます。
刺激が強いので、目に入らないように気を付けてくださいね。
経済的な手作りハーブ虫よけスプレー
手作りの虫よけスプレーは、経済的です。
なぜなら無水エタノールが1本で、相当量の虫よけスプレーを作ることが出来るからです。
100mlのスプレーボトルに使用する無水エタノールはたったの10mlですので、長期間 お使いいただくことが出来るかと思います。
また、天然のハーブオイルは、虫よけスプレー以外にも、お掃除や、ガーデニング・家庭菜園での害虫を寄せ付けない用途に使うことも出来ます。
まとめ
毎年、虫のシーズンは 外出が憂鬱になってしまうほどでしたが、手作りスプレーを持ち歩くようになリ、虫に刺されることが少なくなりました。
お手軽にお作りいただけるかと思いますので、おためしになってみてください。
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