キウイフルーツジャムの作り方をご紹介いたします。
煮るだけの簡単レシピですので、お手軽に作ることが出来ます。
食材は、キウイフルーツ・グラニュー糖・レモン汁(もしあったら)です。
食べるタイミングを逃してしまって柔らかくなったキウイフルーツでも、まだ熟していないものでも利用することが出来ます。
ヨーグルトやチーズにかけたり、お肉料理のソースにしても抜群の美味しさですので、お試しください。
煮るだけ簡単!キウイフルーツジャムの作り方レシピ
用意する食材
・キウイフルーツ 2個
・グラニュー糖(皮をむいたキウイフルーツに対して40%の量)
・レモン汁 大さじ1
用意する道具
・ホーローなどの小鍋
・木べらなど
・煮沸消毒したガラス瓶、ホーロー容器など
キウイフルーツジャムの作り方
1.キウイフルーツをよく洗って皮をむき、ざく切りします。
2.小鍋に皮をむいたキウイフルーツを入れます。キウイフルーツに対して、40%以上の量のグラニュー糖を入れて1時間置いて、ジュース(果汁)を出します。
3.2の鍋を強火にかけます。アクが気になるようであれば取り除きます。
4.噴きこぼれないように時々かき混ぜながら、約15分煮ます。
5.火が付いている状態で、レモン汁を入れかき混ぜて完成です。レモン汁がない場合は、キウイフルーツの酸味がありますので、入れなくても大丈夫です。
6.煮沸消毒したガラス瓶や、ホーロー容器に入れて保存します。
キウイフルーツジャムレシピのポイント
グラニュー糖は、果実の40%以上
ジャムを作るにあたって、お砂糖の量はどれくらい入れれば良いの?と、思われることがあるかと思いますが、果実に対して40%以上のお砂糖を入れると覚えておくと良いでしょう。
日本農林規格(JAS)は、果実に対して40%以上の砂糖類を使うものを「ジャム」と定義しています。
一方で、コンフィチュールやコンポートには明確な定義はないようです。
コンフィチュールは一般的に食材に対して20%、コンポートも砂糖を少なめに作られたものを指しているようです。
ジャムにレモン汁を入れる理由
ジャムにレモン汁を入れる理由は、レモンに含まれるクエン酸を利用するためです。クエン酸は、発色をよくする働きがあります。
キウイフルーツにはクエン酸が含まれていますので、レモン汁を入れなくても問題ありませんが、色味が少し落ちる場合があります。
レモン汁は加熱するとビタミンCが損なわれる?
レモン汁は高温に弱く、長い時間火にかけているとビタミンCが損なわれてしまうイメージがありますね。
「ビタミンCは加熱すると壊れるか」という実験をされている方のサイトで確認したところ、120分間加熱しても濃度にほとんど変化は見られなかったという結果が出ているようです。
鍋に火にかけたままレモン汁を入れてしばらく煮込んでも、ビタミンCの濃度はさほど変わらないようですので安心ですね。
[参考サイト] ビタミンCは加熱すると壊れるか
まとめ
キウイフルーツジャムの作り方をご紹介いたしました。
古くなって柔らかくなってしまったものや、未熟でかたいものでも作ることが出来ます。
砂糖で煮るだけの簡単レシピですので、おためしください。
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