枝豆栽培日記、6回目になりました。
2019年は日照不足で枝豆の成長が気がかりでしたが、ようやく収穫の運びとなりました。
4月の終わりに種からまいた枝豆は、どのように成長したでしょうか。
畑生活2年目の初心者の枝豆栽培結果を、ご報告いたします。
日照不足で不安だった梅雨の時期
わたしは一度、枝豆を発芽させるのを失敗して、種まきを2回おこなっているので、一般的な時期より2週間ほど遅い種まきでした。
よその畑の枝豆がスクスク育っていく中、うちの枝豆の木はちっちゃくて、遅れをとっていることに少しばかり焦りを感じていました。
また今年(2019年)は、野菜の栽培にとって命とりともなる日照不足が続き、もしかしたら実が付かないかもしれないと収穫する前から落ち込んでいました。
そして梅雨明け。今度はカンカン照りの炎天下が連日のように続き、枝豆は一体どうなってしまったのだろうと心配の日が続きました。
枝豆強し。7月の終わりから収穫開始
7月の終わりごろから枝豆の実がぷっくり膨らんできました。このままいけば収穫できそうと期待が膨らみました。
そしてついに収穫!根っこごと引っこ抜いて収穫しました。
カメムシの被害はほとんどナシ!
防虫ネットを最後まで張っていたので、カメムシやその他の害虫被害はほとんどありませんでした。
今回、カメムシに1匹も遭遇することなくきれいな状態で実が大きくなりました。
ただ、収穫していたときに2回ほどカメムシの独特な臭いがただよいましたが、どこかに逃げてしまったのか、カメムシの姿を見ることはありませんでした。
産毛が生えると成功のあかし
美味しい枝豆を見分けるコツをご存知でしょうか?
私が利用しているサポート付き貸農園「シェア畑」のアドバイザーさんによりますと、産毛が生えた枝豆は「栽培成功のあかし」なのだそうです!
この産毛の役目は、カメムシなどの害虫に枝豆を食べられることを防いだり、風でこすれて皮にキズが付かないように防衛したり、枝豆の水分を保つためと言われています。
日照不足、強風、カメムシ被害の心配などの困難を乗り越えて、ここまで立派に育ってくれた枝豆がとてもいとおしく思います(食べますけれど 笑)。
2019年枝豆栽培で学んだこと
枝豆栽培は今年で2回目(2年目)ですが、去年にくらべて上手に育てることが出来たように思います。
来年に向けての備忘録として、今年枝豆栽培で得たことを、まとめました。
- 枝豆のタネは新しいものを使う
- 種のまき時のタイミング(時期)に気を付ける
- ネットは収穫するまでずっと張る
- 水やりに気を付ける(初期は少なめ・サヤが付いたらたっぷり)
枝豆のタネは新しいものを使う
冒頭で、私は2回種まきをしたとお伝えしました。
1回目の種まきは、去年の古い種を使ったのが原因なのか?まったく芽が出ませんでした。おかげで2回の種まきで2倍の労力を要しました。
今年収穫した枝豆を来年用にストックすることも考えていますが、また芽が出てこなかったらどうしようという不安もあり悩み中です。
種のまき時のタイミング(時期)に気を付ける
枝豆の種を同じ日にまいたので、すべての枝豆がほぼ同じタイミングで大きくなりました。すると、「早く収穫して食べないと!」というプレッシャーに悩まされることになりました。
来年は、種まきの時期を3段階くらいに分けてみようと考えています。うまくいけばですが、7月の中旬~8月の中旬くらいまで、慌てずに収穫して食べられるかなと考えています。
ネットは収穫するまでずっと張る
シェア畑のアドバイザーさんに、防虫(防鳥)ネットは、収穫するまでずっと張るように言われていました。これは「大正解」でした。
なぜならカメムシの被害がほとんどなく、きれいな枝豆を収穫することが出来たからです。
ただ、畑に行く度にネットを外してカメムシチェックをするのは、いささか面倒くさいのですが、虫被害に遭うのであればやらねば!ですね。
水やりに気を付ける
枝豆は、種まき~実が付くまで水やりを控えます。
実が付き始めたら、積極的に水やりをするようにします。しかし、毎日水やりをしていたかと言うと、そういうわけでもありませんでした。
2019年は梅雨が長く、土が湿った状態の日も長かったので、その間の水やりは控えていました。梅雨明けして、土がカラカラに乾いてきたら、朝または夕方にネットの上からじょうろで水やりをしました。
水やりの時間帯は、午前の早い時間か夕方が良いそうです。なぜなら、昼間から午後の畑の土の温度は非常に高くなるので、その時間帯に水やりをすると、根っこが煮えてしまうので枝豆を弱らせてしまうからです。
まとめ
6回に渡ってお伝えしてきました「カジトラ枝豆栽培日記」も最終回となりました。
ずぶの素人である私が、こうして美味しい枝豆を栽培でき、大変感慨深いものがあります。
4月の種まきから収穫するまでの5か月間、他の野菜に比べて枝豆栽培は肥料が要らないので、「初心者に向いている」部類に入ると思います。
2020年も枝豆栽培にチャレンジしますので、またカジトラのホームページに遊びにいらしてくださいね。
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