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ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培日記|病気予防・害虫忌避・生育促進する作物をご紹介いたします

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

20210605_potato-7 (1)

農学博士の木嶋利男先生が紹介されている、ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培を行っております。

このページで土づくり・種イモの準備・コンパニオンプランツの植え付け・収穫までをレポートいたします。

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ジャガイモのコンパニオンプランツ

ジャガイモのコンパニオンプランツです。

作物 病気予防 害虫忌避 生育促進 空間利用
ギシギシ
アカザ・シロザ
セロリ
オリーブ
ホウレンソウ
ミズナ
ネギ
ビーツ

・ホウレンソウ 東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜コース講師 福田俊さん
・ネギ 自然農法家 高内実さん
・それ以外 農学博士 木嶋利男さん

ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培(2023年)

2023年3月

20230401_kitchen Garden Mobara-1kj

2023年4月に引っ越しをしまして、ジャガイモだけは植え付けなければと、新居の庭を開墾し、息も絶え絶えで種芋を植え付けました。

画像におさめるのをすっかり失念しており、これが唯一の1枚ですが、今年も木嶋先生が紹介されている「ゴロゴロ植え」で育てています。

2023年6月

20230608_jagaimo-2kj

6月になり、雨の日が多くなってきました。

天気の頃合いを見計らい、ジャガイモを収穫しました。

黒マルチをペロっと剝ぐだけでジャガイモの姿を見られるのは、毎年快感です。

20230608_jagaimo-3kj

スコップなどで穴を掘る手間を省略することができますので、ゴロゴロ植えはおすすめでs。

20230608_jagaimo-1kj

ジャガイモを収穫するさい、隣で育てている里芋に土寄せします。

これも、木嶋先生が紹介されているジャガイモと里芋のリレー栽培です。

2023年のジャガイモ栽培の反省点

今年は多忙にかまけ、コンパニオンプランツ栽培も行わなかったため、ダメダメなレポートでした。

申し訳ございません。

秋ジャガイモも栽培する予定ですので、引き続き、よろしくお願いします。

ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培(2022年)

2022年は、ゴロゴロ植えという方法で栽培しております。

芽かきと土寄せをしない!ジャガイモのゴロゴロ植え|逆さ植えの応用編です」というページでも、同じ内容を掲載しております。

2022年1月

20220211_potato,jagaimo (★)

1月の中旬に、ホームセンターで種イモを購入してきました。

今年は、インカのめざめ、でじま、キタアカリを各1kg求めました。

これから約1か月、室内の木漏れ日があたるところで、芽出しをします。

20220211_potato,jagaimo-2 (★)

日頃、YouTubeで勉強させていただいている 自然農法家 高内実さんによりますと、芽が出るくぼみに霧吹きしますと、発芽が促進するのだそうです。

🥔 毎日行うとよいそうです(わが家はほとんど行わず・・・)
🥔 水にドボンと浸けてはいけません

2022年2月の終わり

20220226_potato-3★

梅の花が咲き始めました。

いよいよジャガイモの植え付ける時期がやってきました!

種イモを植え付ける4日前に、大きなイモをカットして切断部を乾燥させました。

農学博士の木嶋先生によりますと、種イモは40~60グラムが最適なのだそうです。

2022年3月

20220303_potato-2★

カットした種イモの表面が乾きました。

いよいよ畑に植えてゆきます。

なお、カットしたイモを直ちに植えたい場合は、切った部分に草木灰を付けると雑菌が付かず、傷まなくなるのだそうです。

20220303_potato-3★

耕しもせず、ウネに置いてゆきます。

この時、ジャガイモの切り口を「上」にして置くのがポイントです。

20220303_potato-4★

芽が取れないように気を付けながら、土に密着するように、種イモをギュっと押し込みます。

20220303_potato-5●

ジャガイモはやせた土でも育ちますので、基本的に 元肥は要らないようですが、今回は種イモの間に、ボカシ肥を置いておきました。

20220303_potato-6★

黒マルチをかけて、完成です。

ジャガイモの芽が 黒マルチを押し上げてきましたら、小さな穴を空けて芽を外に出します。

ちなみに、上の写真で黒マルチがボコボコしているのは、前作のブロッコリーの切り株です。

わが家は悪い見本ですので(笑)、種イモの植え付け前は マルチが破けないよう、ウネを平らにしておかれると良いと思います。

2022年4月

2022年4月8日

20220408_jagaimo,potato,gorogoroue★

芽が出た画像を撮り忘れ続けております・・・。

後日、更新いたします。

わが家が初めて目にしたものをご覧に入れたいと思います。

益虫とばかり思っていたダンゴムシが、種イモを食害しており、びっくりしました。

LOVEGREENさんのサイトによりますと、ダンゴムシは 普段は枯れた葉を食べ、フンが土の肥料になるのでミミズと同じ益虫の扱いをされていますが、花芽や出たばかりの新芽を一晩で食い尽くすこともあるのだそうです。

ダンゴムシは、暗くジメジメした場所を好むようですので、マルチの中はまさにダンゴムシのすみかになってしまっているのだと思います。

2022年4月18日

20220418_jagaimo,potato,gorogoroue (★)

種イモを植え付けて、一か月以上経ちました。

上の画像をご覧になって、あまり芽が出ていないと思われた方もいらっしゃるかと思います。

これは、種イモの芽が地表と反対側に向いているため(切り口を上にしているため)、発芽に時間がかかっているのです。

そのため、普通栽培の種イモより発芽にかかる時間が遅く、そして芽の数も少なくなります。

しかしながら、発芽した芽は選び抜かれたものが出てきますので、その分 健強な株になります。

2022年4月25日

20220425_jagaimo,potato,gorogoroue-5 (★)

暖かい日が続きましたので、たった一週間で勢いよく芽が出ました。

4月18日の画像と比べますと、その生長の早さがおわかりいただけるかと思います。

20220425_jagaimo,potato,gorogoroue-7 (★)

今のところ、病気の予兆もなく、元気な株に育っているようです。

20220428_jagaimo,potato,gorogoroue (★)

逆さ植えにしますと、強い芽が数本しか出てきませんので、芽かきを省略することが出来ます。

また、マルチで覆っていますので、土寄せの必要もありません。

2022年5月

2022年5月6日

20220506_potato,gorogoroue (★)

5月になりました。

ジャガイモの葉がとても美しく、見とれてしまいます。

今のところ病気の気配もありませんので、このまま無事に生長してほしいです。

2022年5月28日

20220528_potato,gorogoroue_kj

5月も終わりです。

ジャガイモのウネの様子です。

20220528_potato,gorogoroue-2_kj

インカのめざめという品種が、モザイク病らしき病気にかかりました。

原因は、アブラムシなどの害虫が 葉や茎を吸汁し、病気に感染したのかもしれません。

インカのめざめは、昨年の秋にも、葉に斑点がでる病気になったので、次回から近くにムギ類を育てて対策しようと思います。

20220528_potato,gorogoroue-3_kj

こちらもインカのめざめですが、健康そうです。

20220528_potato,gorogoroue-4_kj

ジャガイモの実が成っているのを発見しました。

トマトに似ていますね。

これを見ると、ジャガイモがナス科であることが分かります。

2022年6月

2022年6月10日

20220610_jagaimo-2kj (1)

6月になり、ジャガイモの葉が黄色くなってきました。

去年や一昨年は、このくらいで収穫をしておりましたが、葉が枯れるまでもう少しおいておこうと思います。

同じ畑で、普通の栽培をされている方々は、すっかり収穫を終わらせていますが、ゴロゴロ植えは、葉が枯れるまで熟成させてから収穫すると良いそうです。

2022年6月18日

20220618_jagaimo,potato,gorogoroue_kj2

ジャガイモの茎が完全に枯れましたので、いよいよ収穫します!

20220618_jagaimo,potato,gorogoroue-2kj

マルチを剥がすと、ジャガイモが転がっていました。

20220618_jagaimo,potato,gorogoroue-3kj

これを拾い集めます。

掘る作業を省略することができますので、木嶋先生が紹介されているゴロゴロ植えは、ほんとうに素晴らしいです。

20220618_jagaimo,potato,gorogoroue-4kj

2022年も豊作になりました。

ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培(2021年)

2021年春のコンパニオンプランツはネギのみを利用しました。
本格的なコンパニオンプランツ栽培は、2020年のレポート(本ページ下のほう)を参考になさってください。

2021年1月「ジャガイモ栽培の準備」

敷きわら・黒マルチで栽培

shikiwara-8敷きわら

une,tsuchidukuri,multi-5黒マルチ

1月に寒おこしを行いました。

今年は 敷きわら(エンバクを乾燥させたもの)を敷いたウネと、黒マルチを張ったウネにジャガイモを栽培する予定です。

種イモの購入・芽出し

20210207_jagaimo,potatoes

ホームセンターで種イモを3kg購入してまいりました。

20210207_jagaimo,potatoes-2

キタアカリは毎年必ず買っておりますが、今年は初めて「インカのめざめ」と「インカのひとみ」を植えてみようと思います。

今年初めて「芽出し」を行いました。

種イモをカット

20210223_potato

植え付ける4~5日前に、種イモをカットしました。

種イモを丸ごと植え付ける方法もありますが、今年は「逆さ植え」に挑戦したいので半分に切りました。

種イモをカットする方法

20210223_potato-2-1

まず、種イモの「へそ」を切り落とします。

このへその部分からは芽の生長を抑えるホルモンが出ていますので、切り落とすことで植え付けた後の発芽と生長が促進します。

20210223_potato-0re

へそを切った後、種イモを半分に切ります。

20210223_potato-3

20210223_potato-4

20210223_potato-2

半分にカットしたものは、40~60gが目安です。

大きな種イモはへそを切り落とした後、3分割にしてもOKです。

種イモの乾燥

20210223_potato-5

明るい日陰に置いて、切り口をよく乾燥させます。

農学博士の木嶋利男先生は、一昼夜~4日間乾かすことをおすすめされています。

なお、種イモを切った直後に「草木灰」を付けて植え付ける方法もあります。

2021年2月「ジャガイモの植え付け」

2月終わりにタネイモを植え付けました。

敷きわら

20210227_potato-9,kusamulti

刈り取ったエンバクを乾燥させたウネです。

20210227_potato-10

穴を掘り(約5cm)、逆さ植えを行いました。

20210227_potato-11

土を軽くかけます。

20210227_potato-12

畑に残っている長ネギをコンパニオンプランツとしてウネの中央に植えました。

コンパニオンプランツとしては、ネギの量が足りないように思いますが、少しずつ足して植付けてゆく予定です。

黒マルチ

20210227_potato-4

種イモを置くところに木の棒(椅子の足)で少しくぼみを入れました。株間は30cmです。

 

20210227_potato-5

種イモを土にしっかり密着させます。

20210227_potato-6

種イモを置きました。

20210227_potato-7

黒マルチをクルクルと張ってゆきます。

20210227_potato-8

風で剥がれないよう、しっかり張りました。

春の風はとても強いので、頻繁にパトロールしなければ・・・。

2021年3月「ジャガイモの発芽」

20210317_jagaimo,potato

3月17日、タネイモの植え付けから約3週間経ちました。

上の写真で、マルチがこんもり盛り上がっているのがお分かりになりますか?

種イモが発芽したようです!

20210317_jagaimo,potato-2

マルチを少し持ち上げて指で穴を開け、芽を外に出しました。

ちなみに草マルチ(エンバク)のほうはまだ発芽していませんでした。

黒マルチは保温力があり、種イモを地中に埋めていないため、発芽が早いですね。

2021年4月の様子

potato,jagaimo,20210402-2敷きわら(インカのめざめ・めぐみ)

potato,jagaimo,20210402黒マルチ(キタアカリ)

4月になりました。去年より生育がよい印象です。

敷きわら・黒マルチのウネともに今年も施肥はしておりませんが、ジャガイモの葉が著しく大きくなり 驚いています。

品種が異なるため、敷きわらと黒マルチのどちらがよく育っているかを比較をすることは出来ませんが、黒マルチのほうが地温が高くなっていると想像しています。

potato,jagaimo,20210330-3

芽の一本一本が太いのがおわかりになりますでしょうか。

逆さ植えのジャガイモは、普通に植えたタネイモの芽より丈夫で 芽かきの作業を省略することができます。

また、マルチングをしておりますので土寄せの作業もありません。

2021年5月の様子

20210506_jagaimo,poteto敷きわら(インカのめざめ・めぐみ)

20210504_potato-2黒マルチ(キタアカリ)

5月になりました。

黒マルチで逆さ植えをした「キタアカリ」は、ものすごい勢いで大きくなっています。

一方で、敷きわらで逆さ植えを行った「インカのめざめ」と「インカのめぐみ」は生長がかんばしくないようです。

20210506_jagaimo,poteto-2

5月に入ると、インカのめざめ(敷きワラ)の葉が黄色くなり黒い斑点が現れました。

明らかに病気のようです(涙)。モザイク病でしょうか?

おもしろいことに(実際はおもしろくないのですが)、この症状はインカのめざめにのみ出て、すぐとなりのインカのめぐみには出ていないのです。不思議です。

ヒロシの日記さんのブログで、インカのめざめが当方と同じ症状が出ていることが書かれていましたが、ヒロシさんのジャガイモの葉に無数のアブラムシが付いていたそうです。

当方が利用している畑は害虫が非常に多いのですが、今回は、敷きワラを過信しすぎていたようです。

敷きワラは、クモやテントウムシなどの害虫の天敵がすみかになりますので、ジャガイモに寄ってくる害虫のことは全く無頓着で 対策を行っておりませんでした。

20210504_potato

葉っぱをよく観察してみましたが、アブラムシは発見できず・・・。

日々の野菜の観察はとても大事ですね。今後の教訓です。

なお、木嶋先生が紹介されているモザイク病の予防法と、発病した時の対策をご案内いたします。

モザイク病の原因と予防

原因 ウイルスを持ったアブラムシ類やコナジラミ類がジャガイモの葉や茎を吸汁するため感染する。
予防法 ジャガイモの周囲に緑肥作物(ムギ類)の種をまいて育てる。
発病した時の対策 発病した葉は畑に放置しないで直ぐに切って処分。畑の外に持ち出すか、畑の土に埋める。

[参考文献]木嶋利男著「農薬に頼らない病虫害対策

ムギなどの緑肥作物の素晴らしい点は、ウイルスを持ったアブラムシなどの害虫に、ジャガイモより先に自分に吸汁させて「おとり」になることです。

ムギを攻撃したアブラムシは、一度 吸汁しますと「無毒化」しますので、その後 ジャガイモを吸汁しても 病気に感染することはありません。

20210506_jagaimo,poteto-3

病気にかかってしまったジャガイモは、もう育つことが出来ませんので 掘り上げました。

収穫予定より1か月も前でしたので、イモはとても小さいです。

お肌はきれいでしたので、そうか病などの病気ではないようです。

20210506_jagaimo,poteto-4

せいろで蒸して、バター醤油でいただきました。

インカのめざめは初めて頂きましたが、大変 美味しいジャガイモですね。

甘いジャガイモがお好みの方におすすめしたい品種です。

20210516_potato,inkanomegumi-2

数日後に、インカのめぐみも収穫しました。

めぐみは、皮がサツマイモのように赤いのが特徴です。

葉が枯れていないので、収穫にはまだ早いと思ったのですが、後作野菜の準備をしたいということもあり。

インカのめざめも、めぐみのどちらも イモが大きくならず、小ぶりで、量もあまり採れませんでした。

20210523_potato,inkanomegumi

しかし、インカ系の味は当方の好みで、甘くて非常に美味しかったです。

2021年6月の様子

20210528_potato,kitaakari-2

6月になりました。

黒マルチのキタアカリの葉が、どんどん黄色くなってきました。

20210523_potato,kitaakari-2

イモが大きくなって、黒マルチを押し上げています。

これは期待できそうですが、どうでしょうか。1株 様子を見てみます。

20210528_potato,kitaakari-3

黒マルチをめくってみました。イモが見えますね。

20210528_potato,kitaakari-4

木嶋先生がおっしゃるように、ジャガイモが転がっていました!

20210528_potato,kitaakari-5,sakasaue

モグラのようにガシガシ掘らずに簡単に収穫することができました。

1株でこれだけの収量です。驚きです!

20210602_potato

こちらは普通に栽培したジャガイモです。

収量の差は歴然ですね。

20210605_potato-4re

マルチをすべて剥がしてみました。

土の上に転がるジャガイモを初めて見たので、感動しました。

※ これより下は、2020年のレポートになります。

ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培(2020年)

ジャガイモ栽培の準備

準備「土づくり」

私は関東在住で、ジャガイモの種の植え付けを3月中旬に行いました。

2月に寒おこしを行い、ジャガイモの種を植え付ける3週間前にウネを立てました。

ジャガイモは特にやせた土でなければ、たい肥や元肥は要らないそうですね。

同じ菜園の方に、ほかの野菜の育ち具合を見て肥料を施すか見極めると良いよと教えていただきました。別のウネで育てているソラマメとスナップエンドウの育ちが良いので、置き肥(土に肥料を置く)は行わないことにしました。

準備「ジャガイモの購入」

potatoes (2)

ホームセンターでキタアカリを5kg購入しました。

食用のジャガイモを植えますと病気が出るリスクがあると聞いたことがあるため、種イモは購入したものを使いました。

キタアカリは男爵いも系のホクホクした食感が特長で、煮崩れしやすいためコロッケやポテトサラダなどにするととても美味しい品種です。

準備「ジャガイモを切る作業」

potatoes (4)

準備「種イモのカット」

農学博士の木嶋利男先生によりますと、種イモの大きさは50gが最適なのだそうです。

なぜなら大きすぎると抵抗力が弱く、病気に感染しやすくなるからです。

50g以上ある大きい種イモは切って植え付けます。

秋作のジャガイモは地温が高く、切って植えますと腐りやすいので、小さめのイモを選んで丸ごと植え付けると良いそうです。

100g前後の種イモは、へその部分を切り落として半分にカットします。

potatoes (4-1)

potatoes (6)

potatoes (5)

大きい種イモは、三分割にすると良いですね。

potatoes (3)

上の種イモは142gありましたので3つに切り分けました。

potatoes (7)

準備「種イモを2~3日乾燥」

種イモを切ったあとは、病原菌の侵入を防ぐため、2~3日ほど日陰に並べて切り口をしっかり乾燥させます。

potatoes (1)

腐った種イモは病気の原因になってしまうので処分します。

4日間乾燥させました。

potetoes (1)

でんぷん質らしきものが浮き出て変色しました。少し心配ですがこれを植え付けます。

potetoes (2)

切った種イモをすぐに植えたい場合は、切り口に「草木灰」を付けると病気の予防になるそうです。

ジャガイモの種の植え付け

ウネ幅50 深さ10cm

potetoes (5-1)

ウネの幅50cmで、10cmほど掘ったところに種イモを植え付けました。

ジャガイモの切り口は上下どちらに置く?

農学博士の木嶋利男先生がご紹介されている2つの方法をご案内いたします。

切り口を下に30cm間隔

potetoes (4-1)

ジャガイモの切り口を下に置いて土に密着させます。5~7cmほど土の埋め戻し(土をかける)をします。

切り口を上に30cm間隔(逆さ植え)

もう1つの植え方は、切り口を上にして芽の付いた側を土に密着させる方法「逆さ植え」です。

芽が下側から出て上向きに伸び、ほどよいストレスを受けるため抵抗性が高まり、病害虫や気候の変化に強くなるのだそうです。

また逆さ植えは、通常 自然に強い芽が2~3本選ばれて伸びますので、芽かきの必要はありません。

(こちらの方法で植えれば良かったです。笑。)

発芽まで待ちます

potetoes (6)

種イモに土をかけました。

水やりは行わないためお世話がラクですね。これで無事に芽が出てくることを祈るばかりです。

ジャガイモの発芽

potetoes (7)

種イモの植え付けから約3週間たち、ようやく芽が出てきました!(写真:2020年4月3日撮影)

このまま芽が大きくなるまで静観し、草丈が20cm程度になったら芽かきをします。

発芽から3週間後「ジャガイモの芽かき」

potetoes (8)

ジャガイモの芽が順調に伸びてきました(2020年4月21日撮影)。

伸びだした芽が多いと、できるイモが小さくなりますので、草丈が15cmくらいになったら弱そうな芽をかき取って2~3本残します。

芽かきの作業

potetoes (9)

ジャガイモの草丈が15cmほどになりましたので、丈夫そうな芽を2本残して他をハサミでカットします。

potetoes (11)

ジャガイモの種 1個あたり、芽は2本~5本出ていました。

細い茎をカットして、太くて丈夫そうな芽を残します。

これを行いますとジャガイモが大きく育ちます。芽かきをしない場合は、小ぶりのジャガイモが採れます。

potetoes (9)芽かき前

potetoes (14)芽かき後(土寄せ済み)

芽かきをした後は、ほんの少しですがすっきりしました。

ジャガイモの芽かきの後の土寄せ(1回目)

芽かきの後の土寄せ

potetoes (13)

ジャガイモの芽かきの後、土寄せを行いました。

土寄せをする2つの理由

ジャガイモが太るスペースづくりのため
根元にたっぷり土寄せする理由は、ジャガイモが大きくなるスペースを確保するためです。

天然毒素を作らせないため
ジャガイモは地面近くにイモが成ります。

地面の上にイモが露出しますと緑色の天然毒素「ソラニン」「チャコニン」という食中毒を引き起こしやすい有害物質が出てくるため、土の中でジャガイモを育てる必要があります。

ジャガイモのコンパニオンプランツ栽培

サトイモ

taro-3

ジャガイモのコンパニオンプランツ「サトイモ」を混植して栽培しようと思います。

初めての試みのため、うまくいくかドキドキです。

サトイモの植え付け時期 5月中旬~6月下旬

ジャガイモとサトイモの混植は、1つのウネに空間を利用して栽培できるメリットと、お互いの生育が促進する効果があると言われています。

ジャガイモの草丈が20cm程度にのびましたら土寄せをします。さらにその約2週間後に2回目の土寄せを行いますが、このタイミングでサトイモの種を植え付けます。

木嶋先生によりますと、サトイモは6月下旬に植えても十分収穫できるそうですので、ジャガイモを早生品種で育てて収穫した後、すぐにサトイモを植え付けても良いそうです。

サトイモのコンパニオンプンランツ「ショウガ」

ginger

ショウガはサトイモのコンパニオンプランツです。

木嶋先生はジャガイモのコンパニオンプランツとして紹介されておりませんが、今回サトイモと一緒に植えてみようと思います。

大きなショウガは50g前後に手で折って、3つずつ植えると良いそうです。

ショウガの植え付け時期 5月中旬~6月下旬

地域によって前後しますが、ショウガの植え付け時期はサトイモと同じ 5月中旬~6月下旬です。

サトイモとショウガは、植え付けと収穫が同じ時期に行えるため効率的ですね。

ジャガイモの芽かきの後の土寄せ(2回目)

1回目の土寄せから2週間たち、2回目の土寄せを行いました。

potetoes (15)

移植ごてで土寄せ

クワの扱いに慣れていないため、移植ごてで株元が露出しないように土を寄せました。

potetoes (16)

potetoes (17)

土を寄せたので、ジャガイモとジャガイモの間がくぼみました。

ここにサトイモとショウガを植えます。

サトイモの「逆さ植え」

木嶋先生によりますと、サトイモは芽の出る側を下に植える「逆さ植え」が旺盛に育ち、収量が増えるのだそうです。

potetoes (18)

サトイモとショウガの配置

potetoes (19-2)

サトイモの株間は50cm、ショウガはその間に3個ずつ植えました。

サトイモの発芽について

サトイモは地温が上昇してから植え付けると芽が出やすいと言われています。

私の住んでいる関東地方は、5月でも肌寒い日があるため辛抱強く発芽を待っていようと思いますが、植え付ける前に芽を出させる方法があることを知りました。後になって(涙)。

その方法は「芽出し」と呼ばれていまして、ポットに種イモを仮に植えて温かい場所に置いておき、芽が出たら畑に定植する方法です。

しばらく様子をみて発芽しないようであれば、もう一度種イモを購入し、この方法を試してみようと思います。

ジャガイモの収穫

potetoes (20200608-1)

6月になり、ジャガイモの葉が黄色く枯れてきました。

思ったより葉が繁茂せず、草丈も高くなりませんでした。

葉が枯れてきますとこれ以上 ジャガイモは生長しませんので、収穫することにしました。

ジャガイモは天気の良い日に収穫しますと、長い期間保存することが出来ます。
potetoes (20200608-4)

はじめは手で掘っていましたが断念。畑の土がとてもかたいので、スコップでジャガイモを傷つけないように掘り起こしました。

株元の遠い地点にスコップの刃を入れて掘り始めます。

potetoes (20200608-2)

ジャガイモは、土の思いがけない場所からコロっと出てくるのが面白いですね。

今回は肥料をほどこさずに種イモを植え付けたためか、小ぶりのジャガイモになりました。

potetoes (20200608-6)

収穫したジャガイモです。ちっちゃいですね。

イモに付いた土をよく落として、新聞紙を敷いた箱の中で保存しました。

ジャガイモからサトイモへ「リレー栽培」

potetoes (20200609-1)

6月にジャガイモを収穫したウネを整えました。

この中にサトイモとショウガを植えていますので、引き続き発芽を待っています。

potetoes (20200609-2)

5月半ばに植えたサトイモは、1ヶ月後に1つだけ発芽しました。ショウガの芽はまだ出ていません。

サトイモは発芽するまで水を欲しますので、たっぷり水やりをしてあげます。

サトイモとショウガの収穫(11月20日)

ginger-4

すっかり時間があいてしまいましたが、11月中旬を過ぎた頃のサトイモとショウガです。

ショウガの葉が黄色くなってきましたので、収穫しました。

ginger-6

大量に採れました♡

taro,satoimo-7

サトイモもまったく傷んでおらず、とても美味しく頂きました。

ショウガとサトイモは、同じ日に収穫することが出来ますので効率的に作業することが出来ました。

まとめ

20210605_potato-7 (1)

家庭菜園の初心者が、4回目のジャガイモ栽培を無事に終えることが出来ました。

2021年春はコンパニオンプランツ栽培を行わなかったため(ネギのみ)、次回はほかの作物と一緒に育ててみようと思っております。

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キッチンガーデンのこと野菜づくり
この記事を書いた人
カジトラ

関東在住の専業主婦です。
夫と二人暮らし。
2023年春、海に近い地域に移住しました。

家族の介護、某シンクタンクで馬車馬のように働き詰めだった日々に区切りをつけ、現在は農学博士 木嶋利男氏が提案するコンパニオンプランツ栽培で野菜を育てています。

文明の利器を取り入れつつも、古き良きモノ・慣習を大事にしながら暮らしてゆくことを目指しています。

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